── 05 ページ5
.
彼の提案で互いに帰る方角に指をさした。
目黒｢流石にこれは外れるか、笑｣
私は左、彼は右を指した。
｢も、最寄りが一緒なだけでも、凄い偶然だと思います、｣
目黒｢だよね？俺ら今日じゃなくてもいずれ出会ってたかもね、笑｣
そう言ってまた彼は優しく微笑む。
目黒｢あ、忘れるところだった、これ｣
｢あ、ありがとうございました｣
目黒｢いーえ、どういたしまして笑｣
目黒｢あ、あと｣
今までにこやかだった彼が少し真剣な目付きに変わる。
目黒｢もし嫌だったら全然いいんだけど、連絡先交換しませんか？｣
｢え、私と、？｣
目黒｢翔太くん達と会う時は4人だろうから、その、、｣
目黒｢今度、2人でご飯に行きませんか？｣
場に流された訳ではないけれど、
普段なら絶対聞かれても教えない連絡先を初対面の彼に教えてしまった。
彼の顔がいいから？それとも自分に優しくしてくれたから？
考え出してもキリがないのに、自分の謎行動に自分が一番呆れていた。
軽くシャワーを浴び、眠りにつく前携帯を確認すると、ミカと蓮さんからのメッセージに気づく。
ミカ今日はありがと!今度は4人でカラオケ行こうね!
目黒 蓮連絡先交換してくれてありがとう、今日は疲れただろうしまた明日連絡します。おやすみなさい。
ミカにはOKスタンプ、蓮さんにはおやすみスタンプを送り、早急に眠りについた。
あれから2週間くらいが経ち、私はまたミカに呼び出しをくらっていた。
4人でカラオケ行く前にランチを済ませてお互い近況を話し合う、
ミカ｢へぇ〜、じゃあいい感じなんだ！｣
｢別に連絡先交換して連絡取ってるだけだよ〜｣
｢文面だと緊張しないし、｣
あれからなんだかんだ蓮さんとも連絡が続き、交換してから再度会うまでの今日、毎日メッセージでのやり取りが続いていた。
ミカ｢でも良かった、Aが少しでも楽しんでくれてて｣
｢え？｣
ミカ｢まずは、お友達になれるといいね！｣
｢うん、｣
ミカの言葉に返事をし、食後のコーヒーを1口飲んだ。
.
作品への評価、お気に入り登録ありがとうございます！
総合順位もびっくりしました！
皆様の感想も聞きたいのでお時間ある際はコメントなど頂けたら幸いです。
すい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1941人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すい | 作成日時：2022年7月19日 1時
