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「え、相席屋、、?」




ミカ「そう!これから一緒に行かない?」




普段インドアな私を見兼ねて買い物に連れ出してくれた親友のミカから聞き馴染みの無い言葉が聞こえた。




「そんなとこ行ったこともなければ興味もないよ〜」




歩き疲れて入った喫茶店でほぼ飲み干したアイスコーヒーの氷をカラカラさせながら答えると視界に入ってくるかのように机に突っ伏すミカ。




ミカ「別に彼氏作れって言ってるわけじゃないんだから〜」




ミカ「飲み友とか作れるかもじゃん?




ほら、ひとつの出会いとしてさ!」




「今の人間関係で満足してる〜」




ミカ「今のって、Aが出かけるの私くらいじゃん!」




「ま、嬉しいけどさ〜」と少し拗ねた表情で元の体勢に戻るミカ、




社交的なミカにはもってこいの場所なんだろうけど、人見知りで人付き合いが苦手な私は全然気が乗らなかった。




ミカ「あ、じゃあじゃんけんで決める?笑」




「え〜、、」




学生の頃から意見が割れると大抵の事はじゃんけんで決めるとゆうのが私達のルールだ。




そして私が嫌なことに対しては大抵、














「負けるんだよな〜、、」




ミカ「でもさ、やっぱお店来たらテンション上がったりしない??」




隣でウキウキしながら順番を待ってるミカ。




この子みたくなんでも楽しめる性格なら私ももう少し上手く人付き合いができたのかな、なんて思ったりもする。




「あんま私の事ベラベラ話さないでね?」




ミカ「えー、だめなの??」




「話したいって思ったら自分から話す、」




ミカ「それ絶対話さないやつじゃん、笑」




正直、帰りたい気持ちの方が強かった。









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作者名:すい | 作成日時:2022年7月19日 1時

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