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拾の型 ページ14

善逸side



俺はなぁ…昔から耳がよかったんだよな……


寝てる間に人が話したことを知ってる時があって……




気味悪がられたっけ……


鬼の音が消えた…………


炭治郎……鬼…倒したんだな…

炭治郎達と……あと、変な…うるさい足音がするな…

正「……ん!………善逸さん!」


?!


善「無事で良かった…」


あれ?そういえば、あの子は?



正「善逸さん!…大丈夫ですか?!」


なんでそんなに、焦ってるんだろう…


善「…なんのこと?」

そう言って俺は手で頭の後ろを触った

何か痛いなぁ…

正「善逸さん……がッ…僕を庇ってッ」


え?…どういう事?



あれ?何か手についてる…………血?



血だ……









血?!?!



善「…?!なるほどね!?そういうことね!?…俺が頭から落ちたのね?!?!」


正「(´;ω;`)はい…」


あれ……そう思ったら目眩が……



善「あれ?……そういえば…あの子は?」


あの子の名前そういえば聞いてないや……





正「?!そうだ!お姉さんも倒れたまま起きないんです!……どうしようΣ(゚Д゚;≡;゚д゚」




え?!まじで!!




善「え?!何??早速死人?!…え?!もう!ヤダ!」






(Aの傍による二人)


でも…まだ心拍数はある…








善「生きてる……正一くん大丈夫だよ!!まだ、生きてるから!」


正「本当ですか!……良かったー!」






ん?!

鬼の音……よく聞いてなかったけど……どういう事?!









炭治郎が……鬼を連れてるのは最初から知ってた……けど……この子からも……いや

人間の音もする……大丈夫…信じよう


たとえ鬼だったとしても……









バンッ



え?!



善「……出たァァァァァァァ猪の化け物ォォォォ!!」


?「鬼の気配がするぜ……その箱か!!」ダッ




彼奴!箱を狙ってる?!……どうにかしないと……


とりあえず。この子と、正一くんを別の場所に……って




あれ?!



あの子、いない!?……そんなことある?!






(Aが箱の前に目を閉じて屈んで庇った)



あの子?!いつの間に?!


何しようとしてるんだ!?



?「なんだお前?…それが何だかしらねぇのかぁ?」



貴「知ってる……」





?「分かってんなら!そこ退け!」


貴「ヤダ……」



即答ォォォォ?!

まぁ俺もそうするけどね?!

あの子さっきまで気絶してたよね!?


?「(怒)……いいから退け!!!!」





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設定タグ:鬼滅の刃 , 恋愛 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:(*^^*) | 作成日時:2019年12月10日 17時

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