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私は歯をぐっと食いしばった
…
ｶﾞﾁｬ
はる｢っな、なんで…｣
私は、はるちゃんのその声を聞き、ゆっくりと目を開けた
そして、はるちゃんが見る方に目を向けると
｢…っみんな｣
そこには皆さんがいた
神谷｢ごめんな、遅れた｣
入野｢動くなって言ったでしょ、A｣
吉野｢みんなで探した｣
浪川｢大丈夫？今行くから｣
柿原｢はる、それを下ろせ｣
岡本｢Aちゃん、もう大丈夫だよ｣
木村｢はる、お前何してんだよ｣
代永｢やっと見つけた、Aちゃん。｣
江口｢もう1人で泣かないで。｣
男｢はる、こいつら誰？｣
はる｢もう、いい。終わり。｣
はるちゃんは鉄パイプを下ろし、男の人達は帰って行った
代永さんとのぶくんが私の手足を解放してくれた
はる｢Aは、幸せ者だね｣
｢…え？｣
はる｢こんなに自分の事に必死になってくれる人がいて｣
｢…｣
江口｢何言ってるの、はるちゃん。Aちゃんはずっとはるちゃんの事で必死だった。はるちゃんに大嫌いって言われた日から、ずっと悩んでたんだぞ｣
はる｢…｣
江口｢相手の気持ちも考えない人が、幸せになれるわけないでしょ｣
｢江口さん…｣
神谷｢はる、もうAに近づくな｣
はる｢なんで…っ何で私がずっと悪者なのよ！！！！｣
はるちゃんはそう泣き叫んだ
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作者名：m | 作成日時：2019年7月21日 13時
