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入野side


風邪薬を持ってAの部屋へと向かった



A「…すみません。」


A「…すみません。」


Aは誰かと電話してた


電話が終わったのか、Aは大きなため息をついて、泣いていた





ーーーーー


風邪薬を飲ませて、リビングに戻った


江口「回復してた?」



「体調は回復してたっぽいけど、でも…」


江口「でも?」


「泣いてた」


俺がそう言うと、そこにいるみんなが振り向いた



吉野「どういうこと?」


岡本「泣いてたって、Aちゃんが?」


「うん」



木村「なんでか分からなかった?」


「誰かに電話してて、何度もすみませんって謝ってたんです。それで、電話切った後に泣いてました」


江口「あ、監督さんに電話したんじゃ…」



浪川「あ。有り得る。」



吉野「何で?」


江口「宏太朗と壮馬から聞いた話なんですけど、Aちゃん、今の監督さんに結構無理なダメ出しされたりしてるらしいです」


木村「それでか、」


岡本「どうしたんですか?」


木村「この前、一緒に帰った時作り笑いしてたんだよ」




??「ただいま〜」



ドタバタと玄関から音が聞こえた


柿原「A大丈夫なの!?」



仕事だった柿原さんと代永さんと神谷さんが帰ってきた



江口「体調は回復してきてるんですけど、まだ完全復活じゃないです」


岡本「それより、泣いてたんですよ、A。」


神谷「え?何で?」


木村「監督さんに電話して、結構責められたっぽいです」


代永「今も泣いてるの?」


「いや、多分寝てると思います。風邪薬飲んだんで」


代永「そっか…」




そしてしばらく沈黙が続いた




その沈黙を破ったのは



神谷「次のアフレコから俺もかっきーもいるから、仕事の時はできるだけフォローする。でも、Aの性格分かってるでしょ?みんな」






江口「優しい」

代永「寂しがり」


木村「…強がり」


神谷「俺達で守ろう。Aにまた、悲しい思いはさせないように」




俺達は静かに頷いた

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カナト - この話めっちゃ好きです!これからも無理をしない程度に頑張ってくださいね!続きが楽しみです!気長に待たせていただきますね!頑張ってください (2019年7月21日 1時) (レス) id: f191d1a880 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 火夏さん» 火夏さん→愛読ありがとうございます!!神谷さん、かっこよくて可愛くて面白いですよね笑笑上手くかけてるか分かりませんが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年7月16日 7時) (レス) id: 24ad4f89e2 (このIDを非表示/違反報告)
火夏(プロフ) - これからも頑張って下さい!楽しみにしてます! (2019年7月16日 6時) (レス) id: 17317b7b31 (このIDを非表示/違反報告)
火夏(プロフ) - 36の神谷さんのくだりでめっちゃ笑いました (2019年7月16日 6時) (レス) id: 17317b7b31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m | 作成日時:2019年7月10日 22時

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