あの子の花道 2 (ページ2)

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「しっ、死ぬ...!」

DN「ヒョン!ヒョンが生きてる!」

SW「帰ってくるなら連絡しろよ!」

SN「はぁ～パラムヒョンがいるよ～」

「(ﾁｰﾝ)」

DG「ばかお前ら!パラム今殺すなよ!」

他の練習生よりちょっとばかり身長が小さいから、こう、言い方悪いけどデカイ人達が寄ってくると普通に窒息死する←

今日は普通に宿舎に戻る予定だったけど、車の中でスタッフさんが多分言うはずのなかった今日の収録のことをぽろっと口にしたから
無理なお願いをして収録に参加させてもらえることになった
こんなことになるなんて微塵も思ってなかったんだけどね

「、ヨンミナ」

YM「...」

何も言わないアルパカは怒っているのだろうか
ただ、なにも言わずに近づいてきて、

YM「もう、大丈夫か?」

「傷はもう平気」

YM「それ隠すための帽子?」

「そう。髪もちょっと切られたんだけど」

YM「...ごめん、守れなくて。けど、戻ってきてくれてよかった」

「ありがとう、」

頭を撫でるヨンミナの手は、久しぶりに安心させられるものだった

みんながこんなに待ってくれていたかと思うと、ちょっとこみ上げるものがある
弟達はまだ夢を見ているかのように、私の両腕にくっついて離れない(主にソノとデフィ)
それが可愛くて仕方ないんだけどね

SW「それでは!僕達の仲間も戻ってきたところで、ゲームを始めましょうか!」