34 ページ35
昨日は結局Kの二人は教室に来なかった
タオも放課後まで教室で授業受けてた。授業っていってもほとんど誰も聞いてないんだけどね
転校してきてから、初めて穏やかな時間を過ごした気がする
TM「あ、Aじゃん」
「あ、ってか名前」
TM「呼び捨てぐらい気にしなーい。あ、テミンでいいからね」
「は、はぁ」
テミンはそういって下駄箱に靴を入れて隣に並んできた
TM「最近大変らしいね?」
「大変なんてもんじゃないよ。転校してきて3日しか経ってないのに10歳年取った気分」
TM「心なしかしわも増えて...」
「よぼよぼのおばあちゃんになっちゃいそう...って余計なお世話よ」
TM「からかっただけじゃん。冗談通じないんだから」
「あのねぇ!」
ふと気が付いた
周りの視線があたし達に注がれてる
「ちょっと!めちゃくちゃ人に見られてるんだけど!」
TM「あぁ、この学校で男女がこんな仲良く歩くのなんて珍しいからね」
ちょっとちょっとちょっと
ここの学校の女の子達はそんなに静かなわけ?!カップルとかいないわけ?!
「仲いい女友達とかいないの」
TM「みんなEXOが手出したようなもんだから。この学校の女子は必要以上に男子とは関わらないよ」
「EXOが手出したって...」
TM「Aがルハニヒョンにやられたようなこと」
男とやりあうならまだしも、女の子にまで手出してるなんて
TM「昔はこんなんじゃなかったんだって」
「そりゃそうでしょ。元からこんな学校だったらとっくに潰れてる」
TM「みんなが仲良くしようって思わないのかなー...」
「それが出来てたら、きっとこんな姿にはなってなかった
こうなる運命だなんて言ったらおしまいだけど、変えようって思う人が一人でもいれば、その道はまだ絶たれてないよ」
依頼人もきっとそういう考えの人なんじゃないかって思う
あたしの憶測だけど。違うなら、そうであってほしいって祈るだけ
TM「A..よか...」
「ん?なんて?」
TM「Aっていいこと言えるんだなーって」
「ちょいちょい失礼だからね?」
なんて言いながらわーわー騒いでると、急に周りが静かになった
ふと前を見ると、前方から歩いてくるジョンインとセフン
じっとこっちを見つめる目線に動けなくなって、廊下の端と端でお互い立ち止まった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 888人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
btsgsfep(プロフ) - ちょーーーー面白いですっ！！！笑 時間を忘れて読んでました！更新ふぁいてぃん！！ (2014年7月20日 0時) (
レス) id: 13f8a5d04c (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 更新待ってます。 早く続きが見たいです (2014年4月6日 14時) (レス) id: d9fc68ff9a (このIDを非表示/違反報告)
ほくちん(プロフ) - 次楽しみです！最後るはんとくっついてほしなーなんて笑 (2014年4月5日 23時) (レス) id: 29e6cde74a (このIDを非表示/違反報告)
まお - 楽しみです^_^更新がんばって下さい〜！ (2014年4月5日 1時) (レス) id: 8848947d47 (このIDを非表示/違反報告)
arin(プロフ) - 主人公かっこいい///ますますハマります(≧∇≦*)これからも楽しみにしてます(@^▽^@) (2014年4月4日 23時) (レス) id: 47ba6f904d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tex
| 作成日時：2014年3月5日 15時
