【刀剣乱舞】二年も皆に会っていませんでした【放置本丸】 (ページ8)

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一瞬のことだった。

私の上に跨っていた堀川が吹っ飛ばされたのを茫然と見つめていると、
強い力で抱きすくめられた。

「…三日月」
「会いに来たのではなかったのか、主よ」

僅かな身じろぎも許さないほど強い力なのに、三日月の声は震えていて
どれだけ心配をかけたか、なんとなく分かってしまった。

とにかく声を出そうとしたが先に一段と低い声に阻まれた。

「堀川」

声は堀川に向けられていた。壁に思いっきり打ち付けたのか苦痛に歪める堀川はかすれた声で返事した。

「…ハイ」
「俺はお主がどうしても迎えに行きたいと言うから譲ったのだ。殺せとは言っておらぬが…

どういうつもりだったのだろうな？」

力が緩まりやっと見えた顔はゾッとする笑みで、殺気を包まれている肌で感じた。

「三日月、待ってさっきのは…」
「主が自分に刀を向けていたのは見たが普段はそんなことをする勇気もないだろう？堀川に余程のことを言われたのではないか？」
「っ…」

さすが古参、正解だ。

でも決めたのは私。堀川の刀を汚そうとしたのも私。
全ては私が勝手に決断して勝手に行動したまで。

「みか「…って」ぇ？」

再び三日月に呼びかけようとしたら堀川が囁いた。
小さな囁きに問い返そうと見やると

＿＿＿彼は今にも泣きそうな笑顔をしていた。

「リズムゲームにハマってて来なかったってなんですか」

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サボっててすみません。一気に終わらせます