ナイトアイからのお礼 ページ31
ﾄｺﾄｺ
『あれ?緑谷くん?』
緑｢え､鬼神先輩!起きたんですか?!け､怪我は…｣
『エリちゃんのおかげで､治ったよ｡この骨折も呼吸使ったらすぐ治るよ!』
緑｢そうなんですか?!｣
『うん!そういえば､緑谷くんは何でここに?もう退院できるでしょ?』
緑｢通形先輩とナイトアイのお見舞いに!｣
『そうなんだ!私も丁度お見舞い行くから､一緒に行こう!』
緑｢はい!｣
ｶﾂﾝｶﾂﾝ
『よく､考えたら私松葉杖だ…緑谷くん､先行ってもいいよ』
緑｢大丈夫です!先輩に合わせます!それにもう着きましたし｣
『あ､ほんとだ』
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『………ミリオ､何してるの』
通｢ん?看護師さんが､もう1日様子見だって言ってたから暇を持て余しているんだよね!何でだろ!こんなに元気なのに!チクショー!｣
元気だね｡緑谷くん､引いてるよ
緑｢と､とりあえず元気そうで良かったです｡ナイトアイも大丈夫ですか?｣
サ｢ああ｡顔の傷と脳震盪で済んだ｣
脳震盪…それ､絶対私のせいじゃん
『す､すいません｡ナイトアイさん』
サ｢そんな事よりA…｣
何か…顔､怖い…
サ｢何故あの時私を助けた｡あの場では貴様は確かにヒーローだった｡が､仮にも学生だぞ｣ｺﾞｺﾞｯ
す､凄い怒ってらっしゃる
通･緑｢｢(;´･ω･`)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ｣｣
ミリオと緑谷くん､めっちゃ震えてる…
サ｢早く質問に答えろ｣
『は､はい!でも､実は自分でも分からないんです』
サ｢分からない?｣
『はい｡こう､何と言うか…考えるよりも先に身体が動いたんです』
サ･緑｢｢!!｣｣
サーと緑谷は驚いた｡それはそうだろ｡逸話を残していったヒーロー達は皆こう､口を揃える…
･
･
･
ｰ考えるよりも先に身体が動いたｰ
と…
サ｢そうか…だが､ヒーローとしては許せないな｣
うわぁ…ナイトアイさんの説教､長そう…
サ｢まぁ､『ヒーローとしては』だがな｣
『え?』
サ｢『人として』礼を言う｡A､ありがとう｡お前がいなかったら､私は死んでいた…本当にありがとう｣
と､ナイトアイさんは座りながら深々とお辞儀をした
『べ､別にお礼なんて良いですよ!ヒーローとして当たり前の事をしただけですし､なにより誰も死んでません｡私はこの事実だけで十分です!』
サ｢貴様は死にそうになったがな｣
ｳﾞｯ
ｽｯ
ナイトアイさんは､私の頭に手を近づけて…
サ｢よく､頑張ったな｣
と､頭をポンポンしてくれた
『ﾆｺｯ…はい!』
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優 - 夢主強すぎ説。彼岸朱顔まで使えるんだ… (2021年5月18日 21時) (
レス) id: fce24fd1c8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノす、すげー夢主強！！ (2020年6月21日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼神柱 | 作成日時：2020年6月1日 19時
