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カミナリ ページ10
「恋、じゃないです、」
『ふふ、知ってる。』
Aが俺を好きになることなんて
これから絶対ないことだから。
うん、絶対。
いくら可愛くても自分のものにしたくても
出来ないときだってあるから。
でも俺は諦めない。
『よし、解散しよっか』
「はい、ありがとうございました」
『うん、またね』
家まで送ろうかな、そう思ったとき
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
雷が鳴った。外は大雨。
徒歩だと危険。
ｷﾞｭｯ
「れん、せんぱい、」
Aが俺の裾を掴んできた。
くそ可愛い、、
『大丈夫、』
「怖いです、」
こいつカミナリ苦手だったな、
苦手なものまで可愛いとか罪だろ
とにかく、このままだと俺の理性も限界。
『泊まってく？』
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