不登校の美少女には秘密がある【黒】 (ページ24)

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にじゅうさんページ24

Aside

目黒「大丈夫」

蓮くんの大丈夫は何か安心する。

何か、全部包み込んでくれるってゆうか、

何か、心が温かくなるってゆうか、

何てゆうか、安心するんだよね。

『蓮くん、ありがとう』

目黒「まぁ、学校に言ったあとはちゃんと感想聞かせてね」

『分かった！』

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

騒がしかった教室は、私が入った途端に静まり返る。

クラスの人が私の方を見た。

逃げ出したい。

怖いよ。

"目の前の現実から逃げ出すものは、弱い人。Aはそんなことしないよね？"

お母さん……

逃げ出すなんて、、

カッコ悪いこと、私がするわけないでしょ

"大丈夫"

蓮くんだって、、

ｷﾞｭｯ

蓮くんが手を握ってくれた。

それは、私に「大丈夫」と声をかけてくれる代わりなんだ。

『お、おはよう、ございますっ』

女子「可愛い～！！」

男子「やばぁー！！え、芸能人か何かですか？←」

女子「えっとー、Aちゃんだよね？」

女子「席ここだよ！」

『ありがと、、』

今日、友達になれたのは、

岩本スミレちゃん、桐谷ミコちゃん、光野エリちゃん、、

いっぱいいて、紹介できないけど、、。

学校は、楽しくて、優しい人ばかりだった。

私は今まで何を悩んでたんだろう、、

自分の悩みがひどく小さく思えてきた。