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にじゅういち ページ22
Aside
正直、学校に行くのは嫌。
誰がいつ裏切るか、分からないから。
怖いの……。
『おばあちゃん、、』
おばあちゃん「行ってらっしゃいﾆｺｯ
怖くないわ。大丈夫。
こんなとき、お母さんなら何て言う？
お父さんなら何て言う？
陽葵ちゃんなら何て言う？」
そのとき、聞こえた。
"何を怖がってるの？あの強いAはどこ行っちゃったのかしら〜笑笑"
そう笑顔で慰めてくれるお母さんの声。
"お前、男だろ？って、立派な女の子か笑Aに怖いものなんて、ないんじゃなかったっけ？"
いつでも味方で居てくれるお父さんの声。
"お姉ちゃん頑張れ！私、今度お姉ちゃんのお友だちに会ってみたい！"
大好きな陽葵の声。
私、前に進まなきゃ。
お母さん、お父さん、陽葵、待ってて。
強くなるから。
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