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「じゃ、じゃあ好きな人いないんですか!?」
伊「そうは言ってないだろ」
「何でいつもいつも自分のことになるとお前は…!」とぶつぶつ伊黒は言うと決心したのかAの肩を掴む
「へっ…?(嘘、伊黒さんが私の肩掴んで…!?もう洗えないじゃない!)」
先程からずっと混乱したり胸が高鳴ったりで忙しいAは他の人から見ても分かるほど幸せそうだった
黒「いいか、よく聞け。1度しか言わないぞ。もう二度と言わないからな。これで聴き逃しても俺は知らないぞ」
「??はい」
急に真剣になってどうしたんだろう。もしかして愛の告白!?…なわけないか。こんなツンツンしてるのに(デレもあるけど)
黒「………………………………スキダ」
「…」
黒「A…!?」
確かに聞こえた告白にAはもうキャパオーバーしたのか倒れかける
なんとか伊黒が抱き抱えたものの、伊黒もAに触れて思わず叫びそうになる
「っあの!私もさよならとかおはようとか言いたいです!つまりですね、その、伊黒さんの日常のひとつになりたいというかなんというか」
黒「…?」
ガバッとAは起き上がるとだんだん呂律が回らなくなってくるのを自覚しながらも言う
いつも好き好き言ってた自分が馬鹿みたいにとても恥ずかしく感じた
「私も…好き、です…」
黒「!?!?」
今度は伊黒が混乱する番だった。普段言われ慣れているはずなのに何故か今だけは特別に感じられたのだ
いつも恥じらいのない子が特別な時だけ恥じらいを見せたらギャップというものでやられてしまうだろう
伊黒はまさに今そのような感じでもうHPはゴリゴリに削られていった
「正式に、お付き合いしませんか?」
黒「…当たり前だ。というか告白は俺から言わせろ。お前はいっつも先走りするから俺は毎回恥をかくんだ」
正気に返ったのか伊黒はまたお決まりのネチネチが始まる
でも前のような嫌味ったらしい声色ではなく、どこか優しい声色で言っていてAはまた笑う
黒「何を笑っている…」
「ふふ、なんでもないですよ。あ、そうだ。伊黒さんどうせならもう1回好きって言ってくださいよ!」
黒「はっ…!?」
好きな人にはとことん意地悪をしたくなるAはニヤニヤと伊黒をからかう
黒「言わないぞ」
ジトーっとこちらを睨む伊黒にAはやっぱりかというように見つめた
「じゃあ私が代わりに言います!それでネチネチ言ったら伊黒さんが言ってくださいね!」
黒「なっ」
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時