続き ページ2
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あれから数日後、久しぶりの鬼退治()でなんとか鬼を倒せたものの、今回の鬼は意外と強く深い傷を負って帰ってきた
胡蝶「馬鹿なんですか。どれだけ心配したと思って…」
「でも、なんとか倒せましたよ」
胡蝶「っ…自分を大切にしてください。貴女は強いですが、鬼を倒すことに快感を持っている」
「以後気を付けます。心配をお掛けしてすみません」
しのぶさんは悲しそうに下に俯いた
本当に心配してくれてるんだなって呑気に考えていた私は酷い奴だ
炭「失礼します。Aさんいますか?」
胡蝶「えぇ、いますよ。…私は向こうで待っていますね」
炭「わざわざありがとうございます」
胡蝶「いえいえ。…彼女のこと、守ってあげてくださいね」
胡蝶が炭治郎の耳元でそっと囁いた
炭「…勿論、そのつもりです」
胡蝶「ではAさん、失礼しますね」
胡蝶は部屋を出て、炭治郎が私のそばに近寄る
「炭治郎君いらっしゃい。どうしたの?」
突然ぎゅっと彼に抱きつかれた
「わっ…た、炭治郎君?」
炭「…貴女は頑張りすぎです。もう少し周りの人を頼ってください」
「…」
炭「貴女はそのまま同じことを続けていれば、その内壊れて死んでしまう…お願いです。俺を頼ってください…っ!!」
可愛い子まで心配かけさせてしまうなんて、なんて愚か者なんだ
禰豆子ちゃんや善逸君たちのことでいっぱいいで彼が甘えるときなんて、頼れるときなんてないはずなのに
そのはずなのにまだ彼は助けようと、守ってくれようとしてくれている
「大丈夫だよ。私は炭治郎君にまで心配かけさせるようなことはもうしないから」
炭「〜っ!!!」
「わざわざ私なんかにありがとね。でも、本当に大丈夫だから。ね?」
炭「(違うんだ。俺は、俺は貴女の事が大切だから…)」
壊れかけている彼女は、思わず息を飲み込むような素敵な笑みをこぼし炭治郎の頭を撫でた
「大丈夫大丈夫。私は"まだ"生きてるよ。安心して」
炭「(まだじゃないんだ。貴方はそういつだって…)」
「(頼ってるつもりだよ…でも、大切な子にまで頼ることは出来ない)」
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これは、可哀想な彼女と頼ってほしい彼のほんの一部の物語
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時