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善「(此処だ!)Aさっ…!?」
扉を開け名前を言いきる前に誰かに抱きつかれる感覚に襲われた
「善逸君…お願い、姉上を助けて…」
善「!!A…さん…?」
「お願い…お願い…」
どういうことなのか混乱していると雀が肩に乗ってきた
雀「チュンチュン!」
善「え、東の方で鬼が?」
鴉「Aハ怪我ニヨリ向カウコトガ不可能!代ワリニオ前ガイケ!」
「鬼がいるところには姉上もいるの…お願い…」
いつもだったら無理と言って聞かないだろう。誰か代わりに行ってくれと叫んでいただろう
しかし今は話が別だ。俺に頼んでくれた。それに彼女のお姉さんだ。怪我で助けに行けないのがどれだけツラいことか
善「分かりました。今すぐ向かいます」
初めて頼られたのが嬉しい半面俺に倒せるのだろうか。いや無理だろ今すぐ戻ってごめんなさいするか。と頭を悩ませていた
…
あれから時間は経ちまた何故か知らないうちに鬼は死んでいて彼女の故郷も守られていた
善「(まただ。一体いつも誰なんだ俺の代わりに切ってくれるのは)」
鬼が目の前にいて、恐怖で気絶して起きるといつの間にか鬼の首が切れている
善「…そうだ!皆の安否確認!!」
いつもありがとうございますと心のなかでお礼をし、安否確認をしに駆け出した
…
善「ただいま戻りました…」
「!善逸君ありがとう。鴉から聞いたわ。貴方に頼んで本当良かった」
普段笑わない彼女の笑みが疲労でいっぱいの俺を一気に元気にさせてくれた
善「皆無事で本当良かったです」
「そっか…守ってくれてありがとね。お礼といってはなんだけど…
この怪我が治ったら貴方が言ってた甘味処に行かないかしら」
「貴方行きたがってたし、私も其処で奢りたいから。ね?」と言い彼女は小指を出してきた
「約束」
善「〜っ!!」
「あら?」
今日は何個心臓があっても足りない日だと思う。だって俺がこんな尊い人の傍に長くいれるのは本当…はぁ
「指切りげんまん嘘ついたらカナヲちゃんにも鍛練手伝ってもらう指切った」
善「え"っ」
「嫌だったかしら?」
善「絶対約束破りません!むしろ貴女様の尊い時間を私めがありがとうございます!」
「そう?ならいいんだけど」
俺は貴女みたいには絶対なれないけれど、俺は俺なりに優しく勇ましい隊士になりたいと思うようになった
「もっと頑張りましょうね」
善「ちょこっとだけお手柔らかにお願いします…」
「ふふ」
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時