【MHA】人魚姫と王子様【上鳴電気】 (ページ9)

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#見た目とカレーページ9

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『はぁ。

黒霧も扱い酷いんだから。』

お姉ちゃんが死んで１週間。

未だ傷心中の敵連合の中でも１番に仕事に取り掛かった黒霧からだ。

｢泡沫A。

そろそろ姉の仕事を引き継いで貰わないと困ります。｣

『仕事？』

姉がなにかやっていたか、と言われてみても、出撃のときのお留守番くらいしか記憶にない。

｢はぁ。

なにも知らないのですね。

買い出し(・・・・)です。｣

ということで。

私は買い出しに追われていた。

(あとは玉ねぎと、ニンジンと、じゃがいも、、今日はカレーかな？)

敵連合の中で一番見た目が怪しくないから、という理由で買い出し担当になっていた姉。

買い出しは姉の仕事だった。

姉なき今、この仕事をできるのは妹の私だけだろう。

(それでも、姉が死んで１週間の私にやらせるとか黒霧も鬼畜、、)

そんなこんなで全ての買い物を終えた。

そこに半年ほど前に出会い、忘れられなかったの彼の姿が。

『電気、くん…？』

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