【MHA】人魚姫と王子様【上鳴電気】 (ページ27)

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#歌と氷ページ27

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オールマイト。

さっきまでイレイザーヘッドと戦っていた脳無がオールマイトに向かう。

脳無が優勢…。

すると何人かの生徒がヘルプに入った。

これじゃあ脳無も、、、

｢おいA！歌えよ！

お前の仕事をしろ！｣

『あっ、、』

しかし声は出ない。

(なんで！出てよ声！)

弔くんがこちらを睨む。

自然に涙が出てきた。

(出てよ…！声！！！)

少しずつだが声が出るようになり、か細い声で私は歌った。

｢♪～♪♪｣

生徒には聞こえたようだ、棒立ちになる。

『おいで。』

｢くっくっく。

オールマイト、生徒が敵の方に行ってるぞー？｣

｢少年たち！｣

そうだ。これが私の仕事。

悩む必要なんてなかったんだ。

｢Aちゃん、どうしちまったんだよ…。｣

『っ…！！』

電気くんの呼びかけに私は歌うことを止めてしまった。

洗脳が解ける。

その一瞬の隙に私は髪の毛の色が半分に分かれている人に氷漬けにされた。

『冷たっ。』

｢洗脳か。厄介だな。｣

目の前にはヒーローの卵たち。

ああ、私殺されるんだ。

まあ敵だし。

捕まっちゃったし。

今更後悔なんて…

｢A！！！｣

『電気、、くん、、。』

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