ヒョン達の愛は大きくて

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WN side

「よっこいしょっ。と」

今俺は ホシが振り回して目が回ってる
新しい弟 Aを運んでる。

それにしても軽いなコイツ。

って初めてまじまじと顔を見てみると 本当に女の子にしか見えない。


まつ毛は長いし 肌はすべすべ 唇はなんか、ちゅるんとしてる。

………。おっとっといけないいけない。

普通に見入ってしまった。


とりあえず1番静かな部屋に布団を敷いて
コロンと寝かせてみる。


「おーい大丈夫かー？生きてる？」



『ん……あ、ウォヌヒョン。ここは？』



「騒がしくない部屋に連れてきた。気分悪いんだろ？」



『そうだったんですね…ありがとうございます。』


まだ意識が朦朧とするのか フニャフニャと喋る
Aはなんというか、うん。
こんなこと言うもあれだけど 色気が出てる。



頭をポンポンと撫でてやると 猫のように気持ちよさそうな表情をする。俺もよくメンバーに猫みたい
と言われるけど コイツの猫感はすごい。


「かわいい」


無意識にそんな言葉が出たことに自分で驚く。


またAも 俺が可愛いなんて言うから
目を丸くしてる。


『ヒョンの声はとっても落ち着きますね。好きです、その声。』


正直声を褒められるのは嬉しいからニヤニヤしてしまう。


『ウォヌヒョンは手も大きいですね
僕のとこんなに違う、へへへ』


手を合わせて恋人繋ぎをしてくるA。
さっきまではツンツンしてたくせに
体調が悪いからか 目もとろんとしてるし
甘えたになってる。



SG「あーチョンウォヌにやにやしてる〜！」


スングァンが入ってきて邪魔されたけど
2人で過ごせてよかったな なんて思ってる。
俺が運んでよかったって。 新しく出来た可愛い弟だしな。

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