ヒョン達の愛は大きくて

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出ていこうとするあたしの手を掴まれたかと思いきや
クルっと回転させられ、今あたしは ジョンハニヒョンに抱きしめられている。




JH「Aやあぁぁぁぁーー！！」



『ヒョン？！』



JH「ごめん本当にごめん俺が悪かったよ！！
ちょっとし返してやろうと思っていじわる
しちゃったんだ…」


『いじわる…だったんですか？
ってことはハニヒョン怒ってない？』


JH「全く怒ってないよあんな事で怒らない。
本当はもうちょっと遊ぼうと思ってたけど
さっきのAの顔見ると ヒョンもう耐えられなかった」



『わぁああああよかったヒョンに本気で嫌われた
と思いましたぁぁーーーうわーーーん』



今まで堪えてきた涙が安堵によって
ボロボロとこぼれ落ちた。



JH「あーーーー本当にごめんよーーー
ヒョンが悪かったーーーー」


よく分からんけど ハニヒョンも泣いてる。

男と女が抱き合ってワンワンと泣いてるのに
一切恋愛の風景には見えない。
青春スポーツドラマのようだ。



『僕 本当にほっとしてます。よかった。
もうあんな冗談言いません。』


JH「いやいやそんな気は一切使うな。
明るく楽しいのが俺らのグループじゃん」



『へへへ、ですね』


JH「ちなみにあいつら全員俺のアイコンタクトによる仕掛け人だから 悪く思わないでやって」


『あぁ〜。今思えばそんな感じしてきました。
急にみんなで攻撃してくるんですもん！
ドギョミヒョンなんかわざとらしいし！』


JH「ごめんごめん。可愛い弟にはついつい
いじわるしたくなるんだよ」


『ほんっと、ジャイアンですね』


JH「ヤー！なんだとー？」


「きゃーー！助けてシュアオンマ〜！」


JH「シュアオンマだけは呼ぶなよめんどうだから」


きゃっきゃと2人でじゃれ合い 仲直りをする。

大好きなヒョンとこれからも仲良くできるって
考えると自然と頬が緩む。


JH「えーいなにニヤニヤしてるんだよ」


『へへへ。だってなんかうれしくて』


JH「可愛いやつだなAは」


そう言うと ハニヒョンはあたしのほっぺを
むぎゅむぎゅとこねた。

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