ヒョン達の愛は大きくて

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『いたたたた。』


さっき火傷した部分を見てみると
しっかり赤くなっていて 少し目立つ。

『あの時意地はらずに 氷貰って冷やしてればよかった』


跡になったらいやだなぁと不安になりながら
洗面所に向かう。

それにしても ズボンと擦れて痛い。
メンバー達の前では あまり手足を出さないようにしてるけと、今日は仕方ない。短パンで過ごそう。


あれこれ考えながら洗面所の扉を開けると
風呂上がりなのか 上半身裸のメンバーがいた。



『わっ！びっくりした、すみませんヒョン』



JS「なにが？全然いいよ それより火傷はどう？
本当はひどくなってるんじゃない？」


髪は濡れ 上半身裸のシュアヒョンは なんというか
色気がすごい。


『えっと、大丈夫です！心配ありがとうございますね』


なんとか誤魔化して洗面所を出ようとすると
腕をパッと掴まれた。


JS「うそ。さっき火傷の部分気にしながら歩いてるとこ見た。俺に見せてみて？」


『あっ、ちょ！ヒョン！』

ズボンをめくり揚げられ 火傷をした部分が
赤々とあらわになる。



JS「やっぱり。こんなに赤くなって熱もってる。
なんで隠してたの？言ってくれればいいのに。」


悲しそうにしゅんって顔をするシュアヒョン。
ううっ、やめてそんな顔しないで。。


JS「ちょっとここで座って待ってな」

頭を優しくポンポンっと叩くと 急ぎ気味で
洗面所を出ていった。


『なんだろう。他のメンバー、特にスングァニヒョンとかに こうやってされても あははって笑える
けど シュアヒョンにされると、うーん、緊張する。』



するとシュアヒョンが秒速で戻ってきた。


JS「はい、足出してみな」


『あっ！つめた！！！』

イスに座ったあたしに シュアヒョンは片膝を立てて座り 持ってきてくれた氷を思いっきり脚につけた。


JS「あははっ、この反応が見たかった」


『もう、シュアヒョン本当にジェントルマンですかー？』


JS「ヤー、十分優しいだろ？弟思いで」


『へへへ、冗談ですよ。シュアヒョンはとっても優しいです、ありがとうございますね』


これからはもっとヒョンを頼るんだぞ〜なんて言って
頭をわしゃわしゃされる。


『あ、ヒョン！服着ないんですか』


JS「あ、そうだった、着よ」

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