始まり ページ2
1人の青年が森の中を息を切らしよろよろと歩いている。
よく見ると青年は怪我をしており、腹部と左腕、左足の服からは血が滲んでいた。
貴方side
身体中が痛い、どのぐらい進んできたんだろうか。ここはどこなんだろう。もう誰も追ってきてはいない、分かっているが落ち着かず、休みもせずに進み続けている。
血は魔法で自分の動ける分だけの体力を残して止血したけど血が滲んで服がボロボロだ。
(あー…もう倒れたい。)
そんなことを延々と考えているといつの間にか周りの森は消え前の方に大きな城壁のようなものが見え始めた。
(…見たことないな。あれは………国？？随分大きい。俺は国境を越えたのか…？)
気づいたら俺は走り出していた。
「…………すごい…。」
俺は何事もなく知らない国の中に入り城下町らしい所に来て、その光景に感動していた。
(見た目通りの国だな、大きくて、人が多すぎる。こんなに人がいるのは初めて見た。)
周りを見渡せば人や建物ばかりで賑わい、皆が幸せそうに笑っていた。
(この国は、いい総統がいるんだな。……ん？なんだろう、ものすごく見られている気が…)
「…しまった！」
あまりの感動に自分がボロボロの服を着て血だらけなのを忘れていた(*⌒▽⌒*)隠れなきゃ！
急いで人気のない場所まで走る
「はぁっ、ごほっごほっ、ここまで来れば、もう、大、丈夫かな……？」
さっきの場所とは打って変わって静まり返った場所にたどり着いた。
(今度は人が少なくなったな…。でも、こっちの方が俺は落ち着くな…)
と、安心した俺はさっきまで気力で奮い立たせていた体の力を緩めてしまった。ので、休まず進んできた疲労と、血の流しすぎの貧血が合間って意識が朦朧とし始めた。
(あ、これは、やばい…足に力が、はいらな……っ！！背後から殺気っ！？？)
？？？「ちっすちーーーす！！君誰ですか？？」
懐に隠していたナイフをバランスを崩さないように後ろに力なく振る。
？？？「うおぉっ、あっぶね！ほぉー、殺気には気づくんや？？んじゃ、敵としみなしてええんやな？」
(だめだ、もう……目が霞んで、前が…)
？？？「うぇっ！？？ちょ、何や！？おい！！」
俺はそこで意識を手放した。
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しめじ(プロフ) - 2に入ります！ (2019年7月15日 21時) (
レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - 今回の話の内容を少し変更しています！ぜひお読みください！！！！ (2019年7月12日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - すみれいんさん» そうですよね。すみませんご心配をお掛けしました！！ありがとうございます！ (2019年7月6日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - シオンさん» いえいえ！！お気になさらず(●´▽`●) (2019年7月6日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - しめじさん» 他の方の作品も見ているのですが、やはりテスト期間等入ったり急な用事で投稿できない…と言う人もいますので！投稿しなきゃって思って追い込まれてしまってはいけないので！無理のないよう頑張って下さい！ (2019年7月5日 22時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しめじ | 作成日時：2019年5月21日 22時
