3年A組の日常。里見海斗のカノジョ(2)

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今日は何だか怖いし、一人で帰るのは嫌だな







海斗「A、帰ろ」





『海斗から言ってくれたの久しぶりかも…』






海斗「、るせ」




海斗は照れながら私の頭に手を置くとそっぽを向いてしまった









海斗「A、なんかあったら言えよ」






…私は、その言葉を聞いた瞬間、何かが切れて涙が止まらなくなっていた。







放課後の教室、私は海斗の胸に思いっきり泣いた







『あのね、私。殺されるかも、怖いの』






海斗「…は？え、ちょっと待ってよ。もっかい言って」









『なんか、唯月から言われたの。

私のこと殺そうとしてる人がいるって』







海斗「なにそれ…俺、聞いてないよ」





『だって、言ってなかったもん』





海斗「絶対、死なせないから、俺から離れんなよ」






『かいと、かっこいい』







海斗「ねえ、命狙われてんの分かってる？」






『…うん。海斗から離れないもん』






私がそう言うと海斗からのキスが止まらなかった







逢沢「…久間田」

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