初恋ラプソディー2【S.S】 (ページ29)

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29 ネゴトページ29

スタジオの扉を開けるとピアノの音はしなくって横のソファーで眠る翔くんを見つけた。

ふふっ無防備な寝顔、ちょっと半開きになったぷっっくりした赤い唇に思わず見とれる。

ソファーの前のローテブルには五線譜が散らばっていて、翔くんの懐かしい字と音符が描かれていた。

ふふっあいかわず字はあんまり上達してないんだな(笑)

どんな曲書いてるのかなーって思ってその五線譜を拾い集めてピアノの前に座った。

翔「ん、A。。。。」

やばっ、起こしちゃったかな。。。

不意に翔くん名前を呼ばれて振り返ると

そこには気持ちよさそうに眠っている翔くん

心なしか口の端が上がって笑っているようにみえる。

なんだ。。。寝言か(笑)

どんな夢見てんのかな？

って寝言って。。。

翔くんの夢に登場してんだ私。。。て思ったらなんだかすごく恥ずかしくなった。