第35話 そして練習中 ページ41
凪side
一限から六限までを、寝て過ごした。
……あ、嘘、三限目は選択授業で、グラウンドがよく見えると言われている教室で行われる授業だからとった。
ちょうど、一年のライフスポーツと被ってるから。
外で動き回るAを眺めていると、俺が窓から見ていることを知っているAは、たまにこっちを見ては手を振ってくれるのだ。
そんな貴重な授業、寝てられないからね。
……とは言ってももう放課後。
すでに、めんどくさいサッカーの練習は始まっていた。
走るのに疲れきった俺は、そのままグラウンドの上に倒れ込んだ
少し前を走る後輩の裾を掴んで
「だーーーーー、
もーやだ、はい疲れた、歩けませーん」
「ッ!?なぎッッ、あぎゃ!!」
「うおっ!?大丈夫かA!?
ってコラ凪、Aが怪我したらどうすんだ!」
ずる、ずる、Aの身体を引っ張り
ぎゅう〜と抱きしめた
「……なぎせんぱい、あついです、」
「Aうるさーい、Aが文句いうから
足折れた、細胞死んだ、心臓止まったー……」
「ならお前ゾンビだろ…、マジでA顔真っ赤で死にそうだから放してやれ。
ったく、しょうがねえなあ。」
そう言うと、レオは俺に背を向けてしゃがみこんだ。
お、きた、レオリムジン。
「玲王さすが、…つかれてない?だいじょーぶか、ムリすんなよ。」
「おうおう、大丈夫大丈夫!心配してくれてサンキューな。」
てか、今更だけどAとタメで話してんの、いいな〜……
レオは先輩呼びされたい、って言うけど、俺は先輩呼びじゃなくて、誠士郎って呼ばれたいし。
「(じー……)」
「(…………???、凪先輩からの視線が痛い…なんでだ??)」
「っしょ、とりあえず凪はここで休憩しとけ。
俺はもう少しシュートの練習するから!!」
「ほーい、」
「俺もきゅーけいするー……」
鞄の近くまで運んでくれたレオ、
どてん、グラウンドに座り込んで俺たちはレオの気が済むまで待つことにした。
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んぴ(プロフ) - しずくめさん» 初コメありがとうございます。わわ、ありがてえです😭😭ブルーロック生活!自分自身もめちゃくちゃ楽しみにしてたのでワックワクです!内容全く考えてないんですけど…! (2022年12月14日 17時) (レス) id: c825556a95 (このIDを非表示/違反報告)
しずくめ - 初コメ失礼します🙇🏻♀️ んぴ様の小説最近は毎日拝見させて頂いてます!イラストの絵柄もとっても素敵で、小説も本当に大好きです!ブルーロック生活も楽しみにしています!これからも無理のない程度に更新頑張ってください! (2022年12月13日 22時) (レス) @page46 id: 78a85c27e4 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ??(プロフ) - んぴさん» ついにブルーロック!私も読んでいてドキドキが止まりません!!笑 スプラトゥーン大好きなので勝手に親近感湧きます。。えびさんと海野くんの絡みとても楽しみです!応援してます⸜🦐⸝ (2022年12月13日 21時) (レス) @page36 id: 52283d52e9 (このIDを非表示/違反報告)
んぴ(プロフ) - Ranさん» わ〜!!!ありがとうございます!!とにかくアニメに追いつくところまで頑張りたい!って感じです〜笑 (2022年12月13日 20時) (レス) id: c825556a95 (このIDを非表示/違反報告)
んぴ(プロフ) - ナギ??さん» ついに始まります!!やっと海野くんブルーロックに入れられるところまで来て自分でもドキドキしてます笑 (2022年12月13日 20時) (レス) id: c825556a95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:んぴ | 作成日時:2022年12月5日 19時