195話 ページ46
your side
ピピピッピピピッ
「うーん.....わっ」
目を開けると隆弘の顔が目の前にあって驚いた
…そうだ昨日一緒に寝たんだった
泊まるのOKしたのは良かったんだけど
寝る場所のこと全然考えてなくて
お風呂から戻って
床で寝てる隆弘を見て気づいた
…結局ベットで一緒に寝ることになって
良かったのかもなんて思った…寂しく無いし
時計を見ると
まだ隆弘を起こさなくても大丈夫な時間だった
よかった寝坊しなくて
隆弘を拓兄ちゃんから託されてたし(笑)
…てかこの目覚ましの音聞いても起きないんだ
さすがだな(笑)
なんとか腕を伸ばして目覚ましを止める
元の体勢に戻ると
「綺麗な顔してるな…」
って思わず眺めてしまう
高い鼻に長い睫毛…あとこの茶髪も好き…長い前髪も…なんて言い出したらキリが無い(笑)
もちろんこの厚い唇も好き(笑)
ちょっとくらいならバレないかな…って思って
高い鼻を指でちょっと触った
案の定すやすやと眠っている隆弘
何だか楽しくなっちゃって
ほっぺとかもつんつんした
「ふふっ」
…「ふふっ」とか言っちゃって
変態みたいだな私…やめよ…朝ごはん作ろ
そう思ってベットから出ようとした時
「…あれ？もう止めちゃうの…？」
と目を開けてニヤリと笑ってこちらを見てくる隆弘
え、まさか起きてたの！？
…すごく恥ずかしいやつだこれ
しかも顔が近い…ドキッとした
「Aからたくさん触ってくれて嬉しかったのに…もう行っちゃうの？」
そう言って私の顔を覗き込んでくる
その上目遣いはやばいって…隆弘さん
しかも朝独特の少しかすれた声なのもいい…
ってまた何考えてるの私
どぎまぎしてる私の姿を見て微笑む隆弘
「ふふ、朝から可愛いねAは…
早く起きてよかった」
「いつもは寝坊ばっかなくせに…」
なんでこういう時は起きちゃうのって思って
ムスっとしてると
「Aが触ってくるからじゃん(笑)」
確かにそうだった…私がしなきゃ良かったのか(笑)
そう思うと少し笑えた(笑)
「朝から百面相だね(笑)」
「…隆弘がからかうからだよ
朝ごはん作るから出るね」
そうしてベットを出ようとすると
腕を捕まれてキスされた
「はい、おはようのキスね」
とくしゃっと微笑む隆弘
そんな姿もすっごく格好良くて胸がきゅんとする
「…それはどうもっ」
と返事することしか出来なかった…笑
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きゃろっとさん(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！続きを楽しみに待ってくださってる方がいて嬉しい限りです...泣これから何か起こります。笑でも2人の将来を楽しみにしていて下さい！更新頑張ります！ (2017年10月22日 23時) (
レス) id: 0140d68177 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました。続きが気になって仕方がありません。何か起こるみたいですが、早く解決することを願います。早く結婚して子供ができたらいいです。楽しみに待ってます。 (2017年10月21日 9時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃろっとさん | 作成日時：2017年10月14日 19時
