僕の隣 (ページ49)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:97,916 hit

.49 ページ49

隼side

あーでもない。こーでもない。を繰り返して

やっと、できたー！！
って嬉しそうなAちゃんの声。

「見てください！隼くん！」

隼「いつもと違う？？」

「全然！違いますよ！

ほら、こことか。こことか！」

髪短いから俺からしたら

いつもと何ら変わりないけどAちゃんからしたら違うらしい笑。

「ほら！こことかふわふわ感残してて

ワンちゃんみたい」

隼「…わ、わんちゃん？」

なんて僕の頭撫でて俺は犬か！

さっきまで緊張してたくせに

今はぬいぐるみ見つめるような目しちゃって。

隼「もういいの？」

「はい！充分です

私短い髪の毛苦手だから凄く助かりました」

隼「なら良かった」

「ありがとうございます」

隼「いーえ。

あ、玲於には内緒でね」

「玲於くん？」

隼「うん。内緒」

わかりました。内緒って

シーってやってるAちゃん。

ちっちゃい子みたいで可愛い笑

隼「可愛いね笑」

「か、からかわないでください！！」

なんて頬っぺ膨らましてるけど

全然怖くないのが事実。

いつもなら、[か、可愛い！？]

って言うけどさっき由紀さんに言われたから

頑張ってんのかな？笑

隼「Aちゃん由紀さん大好きだもんねー。」

「え！由紀さんみたいに

かっこよかったですか？」

隼「いや。全然」

「なんだ…。」

隼「…クククっ笑」