.38 ページ38
*
腕を掴まれたままエレベーターに乗り込むと
腕だった手がスルっと手に代わって
ｷﾞｭっと握られる。
「へっ…！？さ、、佐野玲於さん！」
玲「いや、なんでフルネーム笑」
「だって、て、、、手」
玲「手が…？」
ニヤっと笑う玲於くん。
これ以上この事に関して
突っ込まない方がいいかもっていう
なんだろ…
動物的感？が働いて
大人しくしとくことにする。
いつもより長く感じるエレベーター。
いつもよりドキドキするエレベーター。
隼くん以外の人にこんなにもドキドキするの
初めてで心臓が爆発しそうで……
どうしよ…。
って思った時に目の前のドアが開いて
玲於くんが降りる階。
玲「Aちゃんが混乱させたんだよ。」
それだけ言われて閉まった扉。
その場に腰が抜けたようにヘナヘナとしゃがみこむ
さっきまで脳内隼くんだったのに、
脳内玲於くんに一瞬ですり替えられた頭。
混乱って何？
私が何かした…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン(プロフ) - はやはやさん» ありがとうございます！！ (2017年11月22日 1時) (
レス) id: 8917be00a0 (このIDを非表示/違反報告)
はやはや - 更新頑張ってください！ (2017年11月21日 21時) (レス) id: 44e7a08e4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモン | 作成日時：2017年10月14日 7時
