僕の隣 (ページ12)

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自分では気づいてなかったけど

私ずっとデザートのメニューを見てたみたいで

お鍋を食べ終わったと同時に

隼くんが頼んでおいてくれた

デザートが運ばれてきた。

「私ってそんなにわかりやすいですか？」

隼「うん。とても笑」

「え、気おつけよ。」

隼「多分、すぐにバレるよ笑」

「絶対バレないように気おつけるもん」

隼「ふーん笑

で、どう？デザート美味しい？」

「うん！！」

隼「…声でかい！笑」

「ごめんなさい…」

隼「ねぇ一口ちょうだい？」

「えぇ！？またですか！？」

隼「だから声でかいって笑」

「あ、ごめんなさい…」

なんて謝ってると、

持ってたスプーンをひょいって取られて

目の前の隼くんの口の中にパクリ。

「え、、あ、食べた。」

隼「食べるよ。そりゃ小森さんも人間だもの」

「いや…でも、、それ私が食べて…」

隼「要するに間接キスってこと？笑」

「え、、言わないで下さいよ！」

隼「なんで笑」

「だって恥ずかしいし…」

隼「どんなんなの笑

絶対Aちゃんって

付き合ったこと無いでしょ」

「え…」

隼「え…もしかして図星？」

「あ、、あるもん！

私だってあるし！

じゃ、、じゃあ隼くんこそどうなの？」

隼「まぁ、小森さんはそれなりにねぇ…笑」

「嘘だ！」

隼「嘘はAちゃんでしょ笑」