story

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隼side






『あー…やっぱなんでもない(笑)』







プリン入れとくね。

って冷蔵庫に逃げるように行く。









あーあ。


変なこと言わなきゃ良かった。









玲於との事気になるとは事実だけど

Aと気まずくはなりたくない。







最近こういう

微妙な空気になることも多いし

気をつけてはいたんだけどなー………。









ゴソゴソと袋から

買ってきたものを冷蔵庫に入れていく。









・







・









「……隼」









『うわっ…びっくりしたー。』









「それ、今から食べるんじゃないの？」









パッと入れたものを見ると


入れなくてもいい物まで冷蔵庫に

雑に入っている。









『あー…そうだった(笑)』









「隼…大丈夫？

なんか変だよ？？



玲於くんとは別に

好きとかそういうのもないし。







連絡もそんなに取り合ってないよ？


今日、初めて電話がかかってきただけだよ？」









『そっか…。

いや、なんか変なこと言ってごめん。』








・





・






・









「ううん。





・





隼、仲間外れなんかにしないから
安心してね。」









『……………ん？？？』









「だから、、

玲於くんと連絡取り合ったり

隼の知らない所で仲間外れにされてるって
思って泣きそうだったんでしょ？




大丈夫だよ！

仲間外れなんかにしないから！！」









そう言って俺の肩をポンっと叩くA









『…え、、、そっち？』









「違うの…？」









『あー…んーー、、、そーだね。そう。

ありがと。ありがと。』









そう言うと満足そうに笑うA。






・




・




あー。出た出た


たまによく分からん所で天然なのが。





普段、しっかりしてるからか
ほんとに鈍感っていうのか………。





まぁそのおかげで何度か助かってるんだけど

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