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黒鉄side
トップヒーロー達の飲み会は終始No.2と3が言い争い、度が過ぎたらNo.1と4が止める。子どもと保護者のような独特な空気だった。
ジーニストさんが、、
『なぜ二人が揃うとこの場の精神年齢が下がるんだ…』なんて言ってたな、笑
同じ戦場をともにした仲間？戦友？一緒に馬鹿できる後輩と先輩？？
同僚で済ますには浅い関係だが、とにかく肩書を忘れて楽しむことが出来た。
今回のビルボードチャート、まだまだ大御所は上位から外れない。
だが天喰くん達の代のBIG3は既に30位以内に入ってるし、えーちゃんの同期達もものすごい勢いで駆け上がってきてる。
これからのビルボードチャートは更に荒れるだろう。
No.1の背中を追いかけるだけじゃない、追い越そうとする猛者がどんどん表舞台へ出てくる。
「エンデヴァーさんみたいなヒーローが増えるのかな」
もちろん良い意味で。
「いいねぇ、おもしろくなってきた」
私はスキップをしながら星空の下、寝静まった街を徘徊し事務所に戻った。
夜の闇の中の月と星、街は街頭にのみ照らされる。
私が守るべき街、守りたい街。
守るべき人々、守りたい人々。
大事なものが詰まった私の“始まりの地”
「これからも末永くよろしくお願いしまーす」
12月。
クリスマスやら誕生日やらイベントごとがいっぱい。
あ、ビルボードチャート前にもちろん消太の誕生日も祝った
雄英の教師寮にお邪魔して教師陣で晩酌。去年とも3年前とも違う、パーティーというより宴会。消太の携帯には生徒からたくさんのメッセージが来ていたそうだ
私の誕生日は、、行事で世間が賑わう時期にヒーロー活動は休めず。壊理出演のお祝いメッセージを動画付きで貰い、後日デートという名のお誕生日会をした
1月、2月、3月。
どんどん時は過ぎていき、私の自室の荷物はどんどん事務所からなくなった。
「よし！！引っ越しだ！！」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年2月4日 22時
