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黒鉄side
あのあと黒鉄さん、、明さんから色々話を聞き、家に帰ってこれたのは日付を跨ぐ頃。
誰も居ないと思っていた家には消太が来ていた。
相澤「おかえり」
「ただいま、笑」
時間も時間なので朝になってから一言連絡入れようと思っていたが、まさか来てくれてたなんて…
相澤「飯は？」
「ちょっと食べた、」
相澤「味噌汁作ってる、さっき作ったばかりだからまだ温かいだろう。風呂にお湯張って くるから食べとけ」
「ありがと、」
相澤「…早く食って風呂入って寝るぞ」
「うん」
消太はどこまでも優しい。わざわざこんな時間に家に来て私の面倒まで見てくれる。
会いたいときに会いに来てくれる
味噌汁もお風呂もとても温かくて私の心を落ち着かせてくれた。
私がお風呂から出ると、消太は何も言わずにソファの下に座らせた。消太はソファに座り、足の間に私を挟んで髪まで乾かしてくれた。
ブォォォとドライヤーがなり続ける中、
「あったかい…」
と呟くと、カチッとドライヤーの音は止む
相澤「なんか言ったか？」
「あったかいなぁって」
相澤「味噌汁飲んで風呂入って体もポカポカだろ。このまますぐ布団入ったらすぐ寝つけるよ」
「だね、ありがと」
ドライヤーが鳴っていても私が何かを呟けば必ず拾ってくれる。
私は消太の足にコテンと首を倒した。するとドライヤーはまた止まり、
相澤「まだ寝るなよ、ここで寝たら風邪を引く。」
「寝てないよ、笑、、ただこうしたかっただけ」
相澤「…あと5分」
顔は見えないけど、どんな表情してるのかな、、
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年2月4日 22時
