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相澤side
Aから連絡があったのは夕方。
黒鉄「もっしもーし」
えらく上機嫌なようにも聞き取れるが、心がこもっていないやや空っぽな口調。
「お前相当疲れてるな…お疲れさん」
黒鉄「この一言で疲れてるの察知できる消太好き。ほんと、疲れた、、」
「あ？？ああ」
どうやら頭もヘロヘロらしい。最後の“ほんと疲れた”には空元気もなかった。
Aは今から用事がありそれが終わり次第帰って来るそうだが、、用事か、
なんとなく察しはついている。
“黒鉄”明
あいつはどう思っているのだろうか…
俺はちょうど共有スペースに居た奴に声を掛けた。
「山田、」
山田「なんだ？」
「壊理ちゃんが寝たらAの事務所行ってくる」
山田「…りょーかい。泊まるときは連絡しろよ」
何も言わずに了承してくれた。
「ありがとう。」
そうして俺は山田に話した通りAの家に来た。既に時間は夜遅い。合鍵はもらっていたのでそれを使って中に入る。
Aは用事が終わればすぐ帰ってくると言っていたが、
黒鉄“終電間に合わなかった。”
と連絡が来た。まぁ、明日の始発で帰ってくるだろう。
俺は帰ってきたAが落ち着いて休めるように軽く掃除をし、風呂を洗って、なんとなく味噌汁を作っておいた。
そしてメールで
“味噌汁作っといた。豆腐入り。風呂も洗ったからちゃんと湯船浸かれよ。”
と送信し、雄英に戻ろうとすると
ガチャッ
？「ただいまー」
「？！」
玄関が開き、小さな帰宅の挨拶が聞こえてきた。俺は慌てて玄関に向かう
黒鉄「あれ、、消太？？なんでここに」
終電も無いのにどうやって帰ってきたのか、、だが今はそんなことよりも、、
「おかえり」
そう言うとAは少し眉毛をハの字にして
黒鉄「ただいま、笑」
と言った
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年2月4日 22時
