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黒鉄side
消太は考えてくれていたのか少し間を開け、ゆっくりと話しだした
相澤「…お前は強い。だができる限り怪我はするな」
「うん」
絶対に怪我をしてはいけない理由ができた。
「治ったとしても絶対に治療は受けろ」
黒鉄「うん」
自分を大事にする理由ができた。
「皆を守れ、自分を守れ。」
黒鉄「任せて」
守らなければならない理由ができた。
「きっとAなら上手くやれる」
黒鉄「もちろん」
これに関しては理由はいらない。上手くやるよ、だって消太が信じてくれているのだから。
アインの隣にはサンイーターと烈怒頼雄斗、そして黒鉄Aの隣には消太。最強の布陣でしょ？
そして私は次の一言に驚いた。
相澤「声と文字だけじゃ我慢できないからできるだけ早く帰ってこい」
「！！！！分かった、笑。ダッシュで片付けてダッシュで会いに行く」
早く帰る理由ができた。
相澤「頑張ってこい」
「頑張ってくる！！」
相澤「じゃ、そろそろ切るぞ」
「そだね、ありがと消太。」
本当にいつもありがとう。明日の不安なんて消し飛ぶ程に私は今勇気で満ち溢れている
相澤「A」
「ん？」
相澤「声が聞けてよかった。いい夢見ろよ。愛してる。お休み」
ゑ？？？
あまりの不意打ちに言葉の意味を理解するのに時間がかかった。
「はっ、え、まっ、！」
だが返事をする頃には電話は切れていて、私はただひたすらに悶絶した。
私は日付が変わる頃に布団に入った。その頃、トーク画面の一番下には
「私も。」
というメッセージが書かれていた
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年2月4日 22時
