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黒鉄side
「眩しっ」
地上に戻ると、屋敷の制圧は終えていて太陽も完全に顔を出していた
「そっか、まだ朝か」
普段なら心地の良い朝日だが今の私には優しすぎてソワソワする
「イレイザー」
私が消太を見つけ声を掛けると、消太は私と抱える女をじっと見た
相澤「…殺してないな」
「殺さないわ！何だと思ってんのよ」
相澤「大丈夫だろうとは思っていたが、最悪やりかねん」
「ふざけてるのかガチなのか分からん。ってそうじゃなくてこの女“見て”？」
私は消太にこの女の個性を抹消するよう頼んだ。本当の姿を見ておきたかったんだ
女「わざわざそんなことをする必要はないわ、素顔ぐらい見せてあげる。そして覚えておきなさい？アインに最高のプレゼントをした女の顔を。ふふ笑」
私はその女を警察に引き渡した。
相澤「見覚えのある顔か？」
「いや、全く。」
その女は端正な顔立ちをしたきれいな女だった。どれほど服が汚れていようとも、気にならないぐらいきれいな女。
一度見たら忘れないと思うんだけど…
すると、少し離れた場所からうちの社員が走ってきた。
切島「アイン！」
「お疲れ。」
天喰「お疲れ様です」
「怪我は？」
天喰「俺も烈怒頼雄斗も、多少かすり傷はありますが手当してもらったので大丈夫です。」
「よかった。」
相澤「お前は？怪我はないか？」
「…大丈夫。あの犯人、全く手を出してこなかった。」
私は少し考えがあり個性が使えないことを話さなかった
「イレイザーは、、大丈夫そうだね」
相澤「ああ。個性を消したらただの剽軽な男だった」
そんな奴があの女の相棒？？
よく分からん。
切島「さっき塚内さんが、残りの片付けは警察側でやっておくって、、」
「わぁ〜ありがた〜」
天喰「壊理ちゃんはペンタブラックに救出されて、安心したのかぐっすり眠りながら病院に向かいました。今から向かえば検査も終わってるかと、、」
相澤「行こう」
「…うん」
わたし達は4人で病院に向かった
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年1月26日 15時
