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黒鉄side
あのあと、雄英に行き保護者証を受け取ったが特に何も起きなかった。
壊理“お姉さんが迎えに来てくれるの！！”
“私でもいい？”
壊理“うん！かれんちゃんも喜ぶと思う！”
なんて友達思いのいい子っ、！
絶対素敵な大人に育つわぁ
切島「姉貴、そろそろ行かねーと！」
「うん、おむか、ん゙ん゙、、引き渡し訓練行ってくる。雄英に届けて帰ってくるから、16時半には戻るよ」
切島「了解！気をつけろよ〜！」
「はーい」
私は徒歩で壊理のお迎えに向かった。15時の話だった。
「この調子なら15時半ジャストぐらいに着くな」
壊理とゆっくりお話しながら帰ろー！
何話そうかな！
お菓子買っていこっかな！
「ってそれは駄目かー！笑」
誰から見ても私は上機嫌である。私はルンルン気分で街を歩いていた。
このまま何事もなく壊理と、、
ガシャーンッ
建物を挟んだ隣の道からガラスが割れた音が聞こえた
男「車が店に突っ込んだぞ！！！！」
私は事故が起きた場所に急いだ。
若い男「すみませんでした…」
幸いその店は休みだったため人はおらず、今回の事件で死人は出なかった。どうやら突っ込んだ男は居眠り運転をしていたそう。
私は警察に連れて行かれる彼の髪に目を惹かれた。
近ごろの若者は白い髪が好きなのか？でも艶もないし、染めてるっていうよりおじいちゃんみたい…
「やば、急がないと」
私は学校まで走った。
15時50分 学校到着
「間に合った！」
運動場には集団で下校する生徒が列を成し座っている。
私は壊理のクラスを探した。
先生「あれ？アインさん、壊理ちゃん忘れ物してました？」
「えっ」
先生のその一言に、私はすべてを失ったような喪失感と恐怖を覚えた
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年1月26日 15時
