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黒鉄side
天喰「ではこれで会見を終了させて、、」
記者「ちょっと待てよ！！！」
一人の男性記者が司会を遮った。少し窶れていて、髪もややボサボサである
天喰「すみませんが会見は終了して、、」
「待って、サンイーター。」
私は天喰くんを制止した。そして視界の端でホークスが警備員を止めてくれているのを確認し、彼の話を聞く。
記者「アインお前は！！一回謝っただけでお咎め無しなのか、無罪放免か？？明日から何事も無かったかのようにヒーローを続けるのか？！！」
「…」
すべてを失ったような目。顔色も悪い。でも、
記者「都合の良いことばかり言いやって！結局は自己満だろ！！誰も言わないなら俺が言ってやる！！戻ってくるな！この化け物！！」
天喰「ちょっとっ！」
「大丈夫、止めなくていい」
これがこの人の心の叫び、悲鳴だ。
過去から立ち直れないほどに、私がこの人の足を砕いたんだ
私は再びマイクを持った
「私は皆さんの信頼を裏切りました。多くの人を傷つけました、貴方にも癒えることのない深い傷を負わせた。申し訳ございません」
記者「善人ぶるな！謝ることしかできないのかよ！！！」
「…今の私には謝ることしかできません。いずれはヒーロー活動を再開し、償っていくつもりです」
記者「結局ヒーローに戻るんじゃねーか！」
「それが、“アイン”ができる償いだと思っています。私を見て気持ち悪いと思う方もいらっしゃると思います。ですがここで私が表舞台を去れば、なんの責任もとらず、のうのうとこの社会で生きていくことになります」
記者の人の顔はどんどん歪んでいく。
そりゃそうだろう、自分は悪くないのにこんなに淡白に返されるのは私だっていい気持ちはしない。
でも、私はこのまま続けた。許してもらいたいからじゃない、私を見ていてほしいからだ。
「私がヒーローを続けることが、責任を取る手段だと、そう考えております。…お約束します、私は死ぬまでヒーローを続けます。」
記者「なっ、、」
「私を恨み続けてください。私を恨み続け、これでもかと言うほど憎悪してください。それで皆さんの痛みがマシになるのなら、私は憎しみの対象として表に出続けます。以上です。」
私はそう言い切ると天喰くんに小声で“締めて”と伝えた。
天喰「い、以上で会見を終わります。」
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
