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黒鉄side
そうして会見を始めた。
あくまで論題は泥花市の事件について。一通り語り終われば向けられる視線の内三分の一ほどが嫌悪から同情に変わった。
だがそれだけで終わらせるつもりはない。
“アイン”は、背負わなければならないから。
「これが、泥花市で犯した私アインの罪となります。」
『なっ！罪と言ったぞ！！』
『自分がやったと認めるのか？！』
会場がどよめく。そんな中でも私は話を続けた
「いくら第二人格が居たとはいえ、その存在を知りながら未然に防ぐことができなかった。私の慢心です。泥花市の事件は、街だけでなく、多くの人に、傷を残しました。」
私は椅子から立ち上がり、深く頭を下げた
「大変、申し訳ございませんでした」
私には見えないがシャッターを切る音が沢山聞こえる。
この姿が見ている人にどう思われるのか分からない。自分のために謝っていると言われても完全に否定はできない。
ただ、まず謝りたかった。私のせいで守らなければならない存在を傷つけ、混乱させ、不安にさせ、、、、。
私の醜業は、計り知れない
天喰「続きまして質疑応答に移ります。質問のある方は挙手をお願いします。」
記者「ご自身の中に第2人格の存在があると知った時、どのような対策の下ヒーロー活動を続けられていたのですか？」
「まずは殼木医師に相談し医学的治療を受けておりました。その時の治療が果たして本当に“治療”だったのかは不明です。そしてできるだけ周囲の人々との接触を避け、公安に協力していただき私の行動をカメラを通して監視できるようにしていました。」
記者「そのカメラは泥花市では機能しなかったのでしょうか」
「突然データの修復もできないほどに壊されたので確認できませんでした。」
その後も質問に答え続けた。質疑応答の内容は事前に決められているためこちらも答えを用意している
全面戦争で何をしていたのか、なぜ2年間アメリカに行っていたのか、という質問もあった。
すべて予定通りに進み、会見が終わりに近づいた
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
