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黒鉄side
「もう行かなきゃ」
相澤「コケるなよ」
「コケないよ笑笑、じゃあ、行ってきま、、、」
？「お姉さん！！」
聞き覚えのある幼い声がした方にバッと振り向くと、、そこには、、、
？「待って、お姉さん！！」
「壊理っ！！」
私は駆けてきた壊理と目線を合わせるため、急いでしゃがむ
壊理「間に合った、ハァ、ハァ」
「お見送り来てくれたの？」と、壊理の乱れた髪を直しながらきく。
壊理「うんっ、遠足終わって、急いできたのっ！」ハァハァ
山田「俺が送迎したぜ！」
「山田！！」
来てくれたんだ!
壊理「ハァ、ハァ、」
「壊理ありがとう、お水飲む？」
壊理「ううん、水筒あるからっ、大丈夫っ！」
壊理は持っていた小さなリュックの中をガサゴソと漁る
「そっかそっか、来てくれてありがとね？久しぶりに会えて嬉しいなぁ。遠足楽しかった？」
壊理「ちょ、ちょっと待って！」
「ん、？」
壊理「ハイッ！！」
壊理はリュックの中から1枚の紙を出した。
「絵、書いてくれたの？」
壊理「うん！私が一人の時お姉さんよく会いに来てくれたから、、これで、お姉さんもさみしくならないといいなって、思って」
照れながら渡してくれたそのイラストには、沢山の人が描かれていた。
私や壊理だけじゃなく、消太や山田、デクにルミリオンなど生徒たち、そして、赤い眼鏡をかけた長髪の女性。
「香山先輩、」ボソッ
壊理「皆、お姉さんのこと待ってる！行ってらっしゃい！」
自然と涙が溢れてきた。
「ありがとうっ笑！、毎日この絵見て皆のこと思い出すねっ！」
壊理「うんっ！」
山田「…A、そろそろ時間やばいぞ」
「ホントだ…壊理、また1年後ね？体調には気をつけて」
壊理「お姉さんも！」
「うん！またハムタマゴサンドでも作ろう、約束」
壊理「約束！」
私は壊理と小指を交え約束を交わすと、立ち上がり消太達の方を向いた
「1年後、迎えに来てね」
相澤「もちろんだ」
そしてすべての荷物を手に取り、3人の顔を見る
「行ってきます！」
相澤・山田・壊理「「「行ってらっしゃい」」」
そうして私は飛行機に乗り込んだ。
どうしてか日本行きの飛行機に乗るときよりワクワクしている。
1年後が楽しみだ
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
