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黒鉄side
このあとホークスから皆の話を聞いた。
街はヒーローを中心に復興作業中。幸い、海外からのボランティアやヒーローが駆けつけてくれて順調に進んでいるそうだ
えーちゃん達は無事進級し、雄英高校も授業が再開。相澤と山田も教師を続けているらしい
事務所は天喰くんと公安が私の穴埋めをしてくれているそうだ。
「帰ったらちゃんとお礼しないと…」
すごく胸が温かくなった
ホークス「アインさんは、今どういう感じなんですか？」
「…とりあえず脳無なことには変わりないみたい、笑」
ホークス「…」
ホークスは難しい顔をして私の話を聞いた
「体の機能が一部停止してるんだって。ご飯を食べなくても生きていけるし、味細胞が死んでるから味覚は戻らない。身体能力も高いまま。」
ホークス「…」
ホークスは思い悩んだ表情をしていた。でもそれはただ私の身体を案じているわけではなさそう。
…ああ、そういう事か
「私はもう人間じゃない、それは揺るぎない事実だよ。こんなイレギュラーは、隠し通す方が難しい。」
ホークス「！」
「私が脳無だってこと、まだ公表しないでいてくれたんだね。気にかけてくれてありがとう」
きっとホークスがここに来た2つ目の理由がこれだ
私が脳無である事を日本に、世界に伝えるために、私の事を私に聞きに来たんだ。
今までは自分のことで精一杯で一人のヒーローのことまで気にする余裕がなかった街にも、活気の戻りつつある今、私を疑問視する声が少なからずあがっているのだろう。
泥花市での一件や、崩壊に巻き込まれ死んだはずのアインが戦いに緊急参戦、戦いが終わったと思えばまた姿を消した。
「そろそろちゃんと言わないといけない時期なんだよね」
ホークス「…そのとおりです。予定としては12月中旬に会見を開くことになるかと。」
ホークスは力強く拳を握った
「私の口から直接説明するのがベストだけど、ここにいる限りそうもいかない。でも私が帰ってくるまで放置しておくこともできない」
ホークス「はい…」
「ごめんね」
ホークス「気にしないでください、俺の口から皆に説明するために、俺が来たんです。一緒に考えるって、約束しましたから、笑」
ホークスは少し眉毛をハの字にさせて笑った
もう充分、考えてくれてるよ、、
「ありがとう、ホークス」
ホークス「俺に任せてください」
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
