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黒鉄side
公園に着いたが、時間も時間なため人は居ない。私達はベンチに座った。
「ねぇねぇ、明日どうしよっか」
相澤「お前の帰国は機密だから行ける場所は限られるが、どこか行きたいところはないのか？」
「うーん、会える人の中で会いたい人にはもう今日で会えたし、行きたい場所かぁ〜…」
私は空を仰ぎ、星を見つめた。
「…特に無い！笑」
相澤「色々考えてそれか」
星空を見ても“きれいだな”と思うだけで何も思いつかなかった。この一日が充実していた証だろう。私は消太に行きたい場所はないのか聞いた。
相澤「俺か？」
「うん、今日は私がやりたいことしたから明日は消太がやりたいことしたい。なんかないの？」
相澤「そうだな…」
消太もまた、星を見上げ真剣に考えだした。だけどそんな姿を見ていると少し笑えてくる
「ふっ笑」
“なぜ笑う”と消太は少し不機嫌そうにと言った
「ごめんごめん笑、星空見ても何も変わらないだろと思って笑笑」
相澤「同じことしてたろ…」
くすくす笑う私を消太は懐かしいものを見るような目でじっと見つめる。
「なぁにそんなに見つめちゃって、私の身体に穴開くよ？」
相澤「…変わらんな、お前は。」
ふざけたことを言ったつもりだったがすごく真剣そうな返答が帰ってきて私の頭にはハテナが浮かぶ
相澤「少し昔を思い出しただけだ」
「…例えば？」
相澤「そんな細かい事柄じゃない。ただ、俺にはAが自分の体の異変に気づく前と、気づいてからのAが違って見えた。」
「…」
相澤「気づいてからのお前には、笑っててもどこか片隅に“アイン”のことがあって、誰と話すときもずっと神経を尖らせてた。」
「消太は私のことよく見てくれてたんだね」
相澤「わかりやすいんだ」
「ふふ、そっか！笑。じゃ、改めまして」
私はベンチから立ち上がり消太の目の前に立った
「消太」
相澤「？？」
「ありがとう！笑」
相澤「…こちらこそ」
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
