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黒鉄side
時刻は10時
私は飛行機から降りてロビーに向かう。
迎えにはずっと会いたかった人が来てくれているから、無意識に歩く足が早くなっていた
帽子で少し視界が狭いが、必死に見渡してその人を見つける
どこ、、
どこ、、
どこっ、、、
「！！！」
突風に吹かれた気分だった。
数m先、正面。
少しヨレヨレのヒーローコスチュームに懐かしの捕縛布。
顔を見ただけで、目に涙がたまる
その人はゆっくりと私に近づいてきた
相澤「おかえり」
「ただいまっ、」
消太は私を優しく抱きしめてくれた
私も消太の背に手を回し、ぎゅっと抱きしめる
相澤「ずっと会いたかった」
「っ、私もっ、寂しかったっ」
温かい
相澤「髪、伸びたな」
「短い方がいい？」
相澤「いや、どっちも似合ってる」
「！ありがと、消太もそういうこと言えたんだね、笑」
相澤「言わないほうがいいか」
「ううん、嬉しい！」
私達はしばらく抱きしめあった後、駐車場へ向かって歩き始める
私が日本にいられるのは今日から2日間
明日の夕方、再び日本を飛び立つ
相澤「とりあえず今日の予定はこの前の打ち合わせの通りでいいか？」
「うん！」
相澤「わかった。じゃあまず、会いに行こう」
消太は私の手を取り、同じ歩幅で歩いてくれた。
そして、向かった先は、、
「お久しぶりです、先輩」
そこの石碑には、“香山家之墓”と書かれている
先輩、基、ミッドナイトもここで眠っている
私は花を手向け、線香に火をつけた
「遅くなってすみません。やっと会いにこれました、私は元気です。先輩は、、、元気ですか」
返事は返ってこない。返ってくるはずがない。
でも、この声が届いていて欲しい
大好きです、香山先輩。
相澤「…」
消太は私の隣にしゃがんで手を合わせた
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
