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黒鉄side
ここからは更にざっくりと話していこう
12月
私に関しての会見がホークスの口から世界中に向けて語られた。
ホークスは淡々と事実を語っていたが、私に対してすごく言葉を選んでくれていることがひしひしと伝わった。ありがとう、ホークス。
世間の声は分からない。でも施設の人によると世界が震えた?らしい
まぁ、今は気にしないでおこう
25日。私の誕生日、検査はオフにしてくれた。
ちょうど土日だったのでえーちゃんたちの授業もなく沢山の人と電話がつながった。
A組の子たちや、天喰くん、山田に黒瀬(13号)などなど
最後に話したのは相澤。
どういう経緯だったか、私は相澤のことを“消太”と呼ぶようになった
「消太」
相澤「なんだ？」
…やっぱり慣れない
心臓がバクバクするし、むず痒い
後々よーく考えてみたんだ
わたしたちの中で“付き合おう”とかそんな告白は無かったけど、きっとこの日からそういう関係が始まった、、のかも、しれない
1月
こっちの年越しはすごく賑やかだった
私は施設待機だけど、外では花火が上がったり紙吹雪が舞ったり。
日本もそういうところがあるけど、除夜の鐘とはまた違った雰囲気の年越しができて新鮮な気持ちになった
「あけましておめでとう、消太」
相澤「おめでとう。今年もよろしく」
「こちらこそ」
2月
約十ヶ月の検査の結果が正式な書類となって私に渡された
脳無の身体能力と回復能力、食事をしなくても生きていける、味覚は戻らない
これが今まで知らされていたこと。そこに新たに1つ加わっていた
生殖機能の停止。
私が子どもを授かることはない
これに対して消太は、
相澤「今隣に居てやれないことが、一番悔しい」
そう言った
特別こどもが欲しかった訳ではない、だけどこの日、枕はずっと濡れていた
きっとどこかで消太との子どもを望んでいる自分が居たのだろう
消太はこの日、私が泣きつかれて眠るまで電話をつなげてくれていた
3月
私のお忍び一時帰国が認められた。
実際帰るのは4月だけど、ここを出ても誰かに突然襲いかかったり我を忘れる可能性は無いと判断されたようだ。
必ずプロヒーローが付き添うことが条件。そこは消太にお願いしたけどね
そうして来たる4月。
私は帽子を深く被って、日本行きの飛行機に乗り込んだ
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
