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黒鉄side
in アメリカ
“ウィーン”という音と共に近未来的なスライド式ドアが開く
施設の人「Good morning，アイン」
数時間の眠りからゆっくりと目を覚まし、あくびをしながら挨拶を返す
「Good morning…」
施設の人「ほら準備して。朝ご飯たべたらそのまま検査行くからね」
お母さんというより妹を起こす姉のようだ
「わかりました」
アメリカ生活が始まってもうすぐ半年。
ほとんど同じ生活を繰り返している
朝8時に起きて8時半に朝食。9時から検査やらなんやらして、17時からは自由時間
普段はまるで一軒家のような部屋で過ごす、一人で。
ちなみに食べ物はすべて管理してくれているため、自分で作ることはない
つまり、、、
「快適すぎる。ダメ人間になる。担当の人は日本語喋れるから英語わからなくてもストレスがかからない。すっごーくお世話されている。」
まさに“悠々自適”とはこの空間のことなのであろう
1つ不便なことがあるとするなら、外部との連絡が一切取れないこと。
スマホもないし、この部屋にあるのは内線電話(親機)だけ。
少しだけ、、いや、かなりさみしい
あんなに張り切って“行ってきます！”と言ったものの、やはり寂しい
「皆元気にしてるかな、戦いが終わってまだ半年だし復興で忙しいか…」
えーちゃん(切島鋭児郎)たちには、相澤が“アメリカに行くことは俺から伝えておく、ちゃんと診てもらってこい”って言ってくれたから生存確認は取れてると思うけど、、
「誰とも会えない話せないのはツラーイ…」
広すぎる部屋に響く私の声
「感情曲線が上にも下にもいかない。ずーっとまっすぐ。快適と楽しいがぜんっぜんイコールになってくれない。プラスな気持ちでもこうも変わるもんかね。」ブツブツブツブツ
「I miss you soooo much!!」
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
