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黒鉄side
「ん〜、んまーい」
相澤「幸せそうだな」
「うん！ごちそうさまです！！」
相澤「一応奢ってやるって言ったからな」
相澤にクレープを奢ってもらった
「…このまま、食べ物もう一周するか」
相澤「俺は1円も出さないぞ」
「ちぇー」
相澤「A」
「ん？」
相澤は私の口元を指で拭った
「！！」
相澤「ほんとに子供だな、笑」
そう言って、その指を舐めた
・・・舐めた？！！
「ナチュラルにやんなよっ…//」ボソッ
相澤「なにか言ったか？」
「いえ！！何でもございません！！」
なんだこの気持ち、、
今、心臓がギュンッて…
？「お姉さん！！！」
背後から可愛い声が聞こえる
「この声は！！」
私は後ろを振り返った
「！！」
走ってくる壊理の表情を見て、言葉が出なかった
私は壊理と目線の高さを合わせて屈む
壊理「お姉さん？」
「壊理、、」
壊理「？」
「楽しい？」
壊理「うん！！」
壊理は笑っていた。
大きく口を開けて、
目を輝かせて、
すごく楽しそうに笑っていた
私は膝を地面につけ、壊理をギュッと抱きしめた
「よかった…ほんとによかった」ボソッ
通形「アイン…」
相澤「通形、悪いが少しこのままでいさせてやってくれ。こいつ、ずっと気にしてたからな。感情が忙しいんだ」
通形「…今の壊理ちゃんの部屋にある服とかおもちゃ、殆どアインが持ってきてくれたものです。俺が壊理ちゃんに会いに行く度に増えてました…」
通形「ずっと、壊理ちゃんに笑ってほしかったんだ…」
壊理「お姉さん？どうしたの？どこか痛いの？」
「ううん、私は大丈夫。これからもきっと楽しい事ばっかりだよ」
壊理「お姉さんも一緒に居てくれる、？」
「…」
“YES”と言えない自分に腹が立つ
私は壊理をより強く抱きしめた
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年10月15日 18時
