鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ9)

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黒鉄side

「残念、目指せ27秒だったんだけど」

爆豪「チッ！！」

爆発君の記録は…。

！！！！

「爆豪くん！」

爆豪「ぁ゙ぁ゙？」

「すごいじゃん！！もうちょっとやり込めば3年の記録と並べるんじゃない？」

いくら私に負けたとはいえ、彼の記録は33秒

一回目から調整して1,5秒縮めて、三年生の記録に近づいた

並々ならぬ分析力と対応力。

私は爆豪くんの頭を撫でた

「君はまだまだ伸びるぞ！！」

爆豪「…うす」ボソッ

「素直になった笑笑」

爆豪「やめろ！！」

実況「アイン！！なにか一言お願いします！」

「わお」

何故か目の前にマイクが…

何言おうかな、、

ん〜、、、あ！！！

「この記録を越す生徒がいたら高級焼き肉クラスごと奢って上げる。」

生徒「「「うぉぉぉぉぉ！！！」」」

あ、相澤が野次馬に紛れて溜息ついてる

これもだめなの？最低だけと、無理だって分かってるから言ってるんだけど

ん？なんか口パクパクしてる

【も・ど・て・こ・い】

戻ってこい！！

「じゃ、皆！文化祭まだまだ楽しもうね！」

最後にマイクを使ってそう言い残した

・

・

・

「おまたせ～」

相澤「やりすぎるなって言ったろうが」

「あはは、楽しくなっちゃって笑」

「あれ？えーじろーは？」

相澤「爆豪のとこ戻った」

「そっか」

相澤「俺たちも行くぞ」

「？どこか行きたいところあるの？」

相澤「クレープ、食べるんだろ」

「食べる！！！」

相澤「子どもか。ほら、行くぞ」

「はーい！」