鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ48)

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黒鉄side

後日、公安から連絡があった

私の身体のことは機密事項として扱うらしい

まぁこのタイミングで新No.4が引退だなんて情報

喜ぶのは当に敵だけだ

国民の不安を煽らないこと。

これが公安の方針らしい。

私の気持ちは全く晴れないのに対して、世の中は12月に入り完全にクリスマスや年末モード

街にはイルミネーションが施され、こころなしか浮かれた雰囲気である

「はぁ…」

もう何も考えたくもない

「散歩でも行くか」

とにかく、外の風を吸いたかった

街に出て１２分ほど。

男「何だあれ？」

女「敵かな、、」

少し先に大量の水を確認

「あれがヒーローだったらぶちのめすけどね

私は現場へ急行した

巻き込まれないように先回りして建物の屋上に登り、下を見下ろす

「まずは水を上空に…」

すると突然、水は氷で凍らされた

「氷？」

下を見てみると見覚えのある制服と特徴的な頭をした二人の少年

「金髪に紅白頭。爆豪くんと轟くんか。」

…確か今日は仮免補講の最終日って公安で誰か言ってたな

なるほど。

仮免は取れたみたいだな

おめでとう、2人共。

君たちの初陣は、私がサポートしよう

・

・

その戦いの最中、野次馬の女性がオールマイトの制止を聞かず現場へ近づいた

そこへ折れた街灯が落ちる

オールマイトがその女性を庇おうとした

「まずいっ！！」

だが私が差し向けた鉄より早く、爆豪くんが2人を助けに入った

全員無事で済んだ

でも、、

「ふざけんな」