鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ44)

今日:103 hit、昨日:4 hit、合計:28,271 hit

43 ページ44

黒鉄side

ホークスがこの部屋を去った

私を1人にしてくれたのだろう
　

でもごめんね

何も考えられない

考えても、なにか変わるわけでもない

私はただ、天井をぼーっと見つめ、ベットに寝転んでいた

・

・

・

ホークス「アーインさん！」

「あ、鳥」

ホークス「いつもの調子に戻ってそうで何よりですけど何故か嬉しくないな笑、あ、これどうぞ、お好きなんですよね？」

「プルーン！」バッ

私はホークスの手からプルーンを奪い取った

ホークス「アインさんが九州に来るってことで事務所にストックしときました。気分軽くいきましょう」

「ありがとね」

ホークス「いえいえ」

「二度と鳥って言わない」

ホークス「もうなんでもいいですよ笑」

・

・

・

その後ホークスと今後のことを話し合った

ホークス「っと、その前に。1つ条件があります」

「条件？」

ホークス「ヒーローはまだ辞めないでください」

「！！」

ホークス「あなたはこれから必ず必要になる。それまでは、辞められたら困るんです。それに言ってたでしょ？敵連合倒すまでって」

「…まさかっ！」

今の言葉で全てわかってしまった

ホークスは敵連合を倒すために奴ら近づき調査している

九州に私達を呼んだことにも辻褄が合う

あまりにも危険すぎるっ

ホークス「俺のことは心配しないでください、笑」

　
ホークスは悲しそうな顔で笑った

ホークス「で、この条件は飲んでくれますか？」

「…うん。」

ホークス「じゃ、本題に入りましょ。名付けて！“アイン延命大作戦！”」

私達は話し合った

ああするのが良い。

こうする方が良い。

沢山話した

ホークス「では、まとめます！！」

「うん」

ホークス「まずは病院に行って、主治医の指示を仰ぐこと。これが内から治せる唯一の方法です」

「だね」

ホークス「2つ目は“アイン”の動きの監視。アインさんはこれから必ず小型カメラを胸につけて移動すること、そして事務所の監視カメラは24時間フル稼働」

「はい」

ホークス「あとはアインさんが“アイン”を死ぬ気で止めてください」

「うん」

これが私にできる最大限のことだった