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黒鉄side
ホークス「どういうことです？！」
「わからない、わからないよっ！」
私は病院であるのを忘れ大声を出してしまった
「…」
ホークス「すみません…」
「こちらこそ、」
ホークス「えっと、今までは“アイン”の時の記憶あったんですよね」
「記憶どころか意識もあった。二つの意識が一つの体でぶつかり合ってる感じ…」
ホークス「…」
「…もしこれが初めてじゃなかったら私はすでに誰かを傷つけているかもしれない」
私は頭を抱えた
ホークス「アインさん…」
今から何をするべきなの
被害状況の確認？
被害者への謝罪？
ホークス「イン、さん」
そもそも本当に何か起きてるの？
その前にヒーローを辞めるべき？
このことを公的に発表するのが先？
ホークス「アインさん！！」
「っ、、」
頭を抱えていた手は、ホークスに止められた
ホークス「落ち着いてください、あなたらしくない」
「…私らしくってなんなの。私じゃない私が私らしくって、何？」
ホークス「…少なくとも、俺の知ってるアインさんはそんな弱気な人じゃないです」
「っ、」
ホークス「俺も一緒に考えますから、落ち着いて話しましょ？」
「ごめん、、」
ホークス「大丈夫です。」
私は自分の拳を握りしめる
ホークス「アインさん、」
「…」
ホークス「俺、先にエンデヴァーさんに会ってきます。30分後に帰ってくるので一旦一人で整理してみてください」
「うん」
ホークス「大丈夫です。時間はあります」
「…ありがとう」
ホークス「そのしみったれた顔！俺が返ってくるまでに直しといてくださいね！」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年10月15日 18時
