鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ28)

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黒鉄side

私はケーキの準備を始めた

え、、

まって？

［ううん、めちゃくちゃ良い。普段の感じも相澤らしくて好きなんだけど、こういうのもかっこいい］

［相澤らしくて好きなんだけど］

［好きなんだけど］

［好き］

…好き？！！

言っちゃってるじゃん！

いやいや、落ち着け

前後の文脈からしてそういう意味では伝わってないはずだし、

伝えちゃ駄目だ、、、

私は大きく深呼吸をした

「よし、ケーキ出すか！」

今回は人数も多いため、ホールのケーキを数種類買っている

喜んでくれると良いな

「さー、みんな！ケーキのお時間です！！」

1つのホールケーキにろうそくを刺し、再び部屋の電気を消す

「轟くん、火つけてもらっていい？」

轟「はい」

そうして、火が灯された瞬間

「せーの！」

ハッピバースデートゥーユー

ハッピバースデートューユー

ハッピバースデーディア

相澤先生/相澤/イレイザー

ハッピバースデートゥーユー！

相澤「フッ」

相澤は火を消した

パチパチパチパチ

至る所から拍手と、「おめでとうございます！！」の声

この空間はどれだけ平和なことだろうか、

「おめでとう！」

相澤「ありがとう」

私はその後、ケーキを切り分けた

・

・

・

時刻 PM8時30分

「そろそろお開きにしよっか」

相澤「そうだな、壊理ちゃんも眠い時間帯だろう」

爆豪「んなもんとっくに限界きとるわ」

「！！」

緑谷「かっちゃん？！」

壊理は爆豪君の足に座り、頭を胸に預けている

瀬呂「今日はやけにおとなしいと思ったらそういうことかよ笑」

「いい兄貴だね〜」

爆豪「うるせぇ！」

切島「声のトーンも小さいしな！」

山田「俺が先に連れて帰っとく。まだやらねぇといけないこともあるからな」

「ありがとう、またね壊理、山田」

2人は教師寮に戻っていった