鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ23)

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黒鉄side

私が用意したのは、思い出ムービー。

学生の頃から最近の写真や、眠ってた5年間に山田が撮ってた写真を簡単に繋げたものだ

緑谷「これ、学生時代の相澤先生？！」

砂藤「若っ！」

八百万「相澤先生も私達と同じ制服を着ていたとなると、なんだか感慨深いですわ！！」

相澤「A、いつの写真を引っ張り出してっ！！」

私は相澤の唇に人差し指を当てる

「生徒たちにもこの場を借りたお礼をしないと。それに懐かしい写真いっぱいあるんだから、楽しんでて」

私は回収したお皿を持ち、キッチンへ向かった

そしてムービーの邪魔をしないよう静かに食器を洗う

「…ちょっと乾燥してたけど意外に柔らかかったな」ボソッ

山田「何いってんだ？」

「なんでもない。お皿もらうから山田も見てきなよ、面白い写真いっぱいだよ」

山田「いーや手伝う。それに俺は毎日写真見てるからな！！」

「ふふ笑、山田は仲間思いだね〜」

山田「お褒めに預かり光栄です」

「じゃ、とりあえずケーキに必要なお皿だけ洗っちゃうから拭いてくれる？」

山田「おう」

私達はビデオを見る後ろでお皿を洗い始めた